習志野市実籾のすがた歯科クリニックの院長ブログをお読みくださり、ありがとうございます。 今日は上唇小帯についてのお話です。 上唇小帯とは上唇と前歯の歯肉をつないでいるヒダのことです。 赤ちゃんの時は歯肉の上の方までヒダがきていることは多いです。 その後、乳歯が生え、だんだん歯肉についているヒダの位置が下がってきます。 ところがなかなか下がらない方もいらして、前歯の根本近くにヒダがきているままの方もいらっしゃいます。 そのような場合は前歯の歯磨きがしにくく、お子さんも嫌がったり、痛がったりします。 また永久歯の前歯の真ん中に隙間が出来てしまうこともあります。 そのような方にはヒダ(上唇小帯)の歯肉についている位置を下げる方法があります。 レーザーを使用しない場合は麻酔をして、メスで切って、ヒダを縫って、位置を下げます。 当院では開院以来、その処置をレーザーで行っています。 麻酔が充分効いてから、レーザーでの処置は2~3分で終わります。 もちろん縫ったり、抜糸の必要はありません。 先日、この処置をしたお子さんのお父様がクリーニングにいらっしゃいました。 その時に『ヒダを切って、表情が自然になったから、やって良かったです』と言われました。 そんな風に仰っていただけると本当に嬉しく思いました。 実はこの処置は私の子供にしています。 だからこそ多くの方にお勧めできる処置です。
2022-07-24 19:52:24
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